気軽にできる相談を
生きるってなかなか苦しいですよね。
どうしようもない不安や悩みは絶えることがありません。
心が疲れてきたとき、誰かに心の内を吐き出せれば少し楽になれる気もするのだけど、
「友達に愚痴るのも嫌がられるかな…」
「カウンセリングにかかるほどではないかな…」
のように考えると、結局は自分の中に溜め込むしかなかったりもします。
そんなとき、気兼ねなく自由に人と話ができたら。
「コーヒー1杯ごちそうするから、今度ちょっと話を聞いてくれない?」
みたいに日常的な温度感の、匿名相談の場があったら。
悩みの行き先が少し広がって、それでいくらか救われることもあるんじゃないだろうか。
そんな思いから、『コーヒー1杯分の電話』 が始まりました。
カウンセリング資格のない一個人による、なんでも話してOKな、超個人的な電話窓口です。
気の利いたことは言えませんが、ひとりの友人として真剣にお話をお聞きします。
コーヒー1杯分くらいの熱量で
この電話は名前のとおり、基本的な利用料の選択肢として 「コーヒー1杯分くらい(430円)」 を設けています。
これは電話相談が、専門的な治療や無償の奉仕活動ではなくて、あくまで 「友人関係のような自由で対等なつながり」 でありたい、という思いからきています。
緊急時の受け皿としての医療機関やいのちの電話などはもちろん重要ですが、そこへ至る手前の段階での何気ないメンタルケアこそが、心の基盤として大切だと思うのです。
日常のちょっとしたモヤモヤを消化できるような、ゆるくて気軽で、専門性の低い草の根のつながりがあるといいな、と。
『コーヒー1杯分の電話』 は、そういう場のひとつになりたいと思っています。
ドリンク代くらいのワンコインが介在することで、遠慮なく好きな話ができる。
聞く方もまた、気持ちよくそれに耳を傾けられる。
「治療者と患者」 「援助者と相談者」 みたいな関係性にはまらない、友人同士のラフな会話の中で心の健康を養っていけないかと考えています。
利用料なしでの即利用も全然OKですが、余裕のある方はご利用の際にぜひ、日時予約やコーヒー1杯分のご支援をよろしくお願いします。
お話できるのを楽しみにしています。